• TOP
  • ロボットケーブル・FAケーブルについて

ロボットケーブル・FAケーブルについて

ロボットケーブル・FAケーブルとは

ロボットケーブル・FAケーブルとは

可動用ケーブルとしての機能を多方面に進化させたもの
=
ロボットケーブル・FAケーブル

ロボットケーブル・FAケーブルとは、キャブタイヤケーブルがさらに進化した可動用ケーブルです。ロボケーブルと呼称されることもあります。
近年のロボット進出増加と共に、工場の更なる自動化や省力化・産業機器の開発に応えるため、可動用ケーブルの中でもロボトップやEXT−Ⅱで脚光を浴びてから以降、更に可動耐久性・複合的な動き・動作正確性のシビアな場面に対応する能力を強化し、日進月歩で活躍の場を広げています。

多岐にわたるニーズにお応えするため、様々なロボットケーブル・FAケーブルが開発されています。
ベア・摺動・捻回など、状況ごとに特化した性能を発揮する製品もまざまなメーカーから発売されています。曲げ半径・屈曲回数などにも優れたものが多く、高機能ケーブルのため一般的なケーブルと比較すると価格は高めです。

ロボットケーブルと一般のケーブルの違いとは

ロボットケーブルとキャブタイヤケーブルの違いとは

キャブタイヤケーブルも、ロボット用ケーブルも、可動用ケーブルになります。
ロボット用の違いは、屈曲回数や曲げ半径などに優れ、より細かい動き・繰り返し運動への耐久性を強化した部分です。
ロボットアームやベアなどの工場自動化機器は、短時間での反復作業が伴いますので、普通の可動用ケーブルでは性能が追いつかず、短期間でのねじれ・断線が発生してしまうことがあります。
ロボットケーブルに交換する意味合いは、性能の強化・安定した可動を実現することにあると言えます。

ロボットケーブルとFAケーブルの違いとは

お客さまから、ロボットケーブルとFAケーブルの違いはなんですか、とご質問をいただきます。結論から言えば、同じものと考えて問題ありません。
FA = Factory Automation(ファクトリーオートメーション)と言う英語です。意味は「工業自動化」。FAケーブルは、結局ロボットケーブルと同機能を持った工業自動化用・ロボット用ケーブルです。

ロボットケーブル・FAケーブルをお探しの方へ

数多くのケーブルの中から、お客様のニーズに合ったロボットケーブル・FAケーブルを選ぶには、多くの経験と知識を要します。そのため、現場や機器設計の方からのお問い合わせをいただくこともあります。

当社では、お客様のケーブル選びのお手伝いからご購入まで、丁寧な対応でご要望にお応えしています。メーカーによっては、必要な量の切り売り販売ができるものもございます。

  1. 曲げ半径
  2. 屈曲回数
  3. メーカー
  4. 布設環境の変更

など、気になることがあれば、お気軽に声をおかけください。

在庫品の場合

  1. 短納期(2〜3日間)
  2. 小ロット(サイズにより切断可能)
  3. 高品質

受注生産品の場合

  1. 小ロット
    (お客さまの必要数に最適なメーカーを
    ご提案させていただけます)
  2. 高品質

当社では、お客様のケーブル選びのお手伝いからご購入まで丁寧な対応でご要望にお応えしています。
お客様の使用用途・環境等にあわせて受注製作が可能なメーカーのご紹介もできますので、お気軽にご相談下さい。

ロボットケーブル・FAケーブルはどうやって選べばいいの?

近年は一般的なロボットケーブルだけではなく、各状況に特化したロボットケーブル・FAケーブルも増えました。選定の入り口は、ご利用されたい機器に伴う「動き」「配線される場所の状況(広い狭い、耐熱耐油など)」の整理です。代表的なものは

  • 摺動(しゅうどう)するベアの中で長く安定使用できるケーブル
  • ロボットアームのような屈曲・ねじりに強いケーブル
  • 紫外線や油に耐性が高いケーブル

などです。状況の違いに合わせた選択をすることで長寿命化やコスト削減が可能となります。
また、オーバースペックである事に気づき、被覆の素材やメーカーを変更することで、かかるコストを削減できることもあります。

ロボットケーブルには、繰り返しに耐える事と正確性とが求められます。しかし、使用するケーブルにより、可動性・耐久性が著しく変わるのも特徴です。また、高機能ケーブルのため、一般的なケーブルと比べると価格は高めです。

状況に合わせたメーカーやケーブル種類を選定することで

動きや用途に適した設計のケーブルを選ぶ
=
結果的なコストダウン・長寿命化が図れる

と言えるでしょう。

よくあるロボットケーブル・FAケーブルの断線事例とその対策

コークスクリュー(ねじれ)の発生
コークスクリュー(ねじれ)の発生
摩耗によるシースの発生
摩耗によるシースの発生
保護管内でのケーブル乗り越え・混線
保護管内でのケーブル乗り越え・混線

ロボットの導入は効率化のために行われますが、一度ケーブルの断線がおこれば、交換や検査などのトラブル対処、ライン稼働停止によるロスが発生します。ロボットケーブル・FAケーブルは、継続利用を前提とした定期交換が求められますが、予想外の断線トラブル自体をなくすことは難しいものです。
断線してしまった場合、できるだけ速やかな復旧ができるよう事前対策をしておくことで、結果的に「効率化・コスト削減」につながります。

基本事前対策
  • 状況を整理し、正しい機能を備えたケーブルを選択する
  • 定期交換を行う
  • ケーブルのストックをしておく

ロボットケーブル・FAケーブルを詳しく知りたい方へ

ロボットケーブル・FAケーブルの知識をピックアップしてご紹介

電気機器の大幅な進化に伴い、ロボット用ケーブルもどんどん多様化が進んでいます。
複雑な動きを制御するために芯数を多く持つケーブルや、多岐にわたる使用状況に必要な耐性を持つ素材など、知識も様々に求められます。

ロボット用ケーブルの仕様は、構造・種別・クラス、許容電流、許容曲げ半径、使用別布設方式などの要素によって決定します。以下にロボットケーブル・FAケーブルの知識をピックアップしてご紹介します。
ご利用の状況や用途によって必要な性能が異なりますので、お気軽に橋本興産へお問い合わせ下さい。

お探しの情報や、商品は
見つかりましたか?

見つからない場合や、ご不明点がある場合には、お気軽にご連絡ください。
用途に合わせたケーブル選定も可能ですので、お問い合わせください。お客さま個々のニーズに合わせた商品のご提案を行っています。

橋本興産では、オンラインでの商品販売も行っておりますので、併せてご活用ください。

サイト内検索はこちら