熱収縮チューブ
熱収縮チューブ ニシチューブについて
無限に拡がる用途
ニシチューブは、エチレンプロピレンゴム、ポリオレフィン系エラストマー、架橋ポリエチレンなどを基材とした熱収縮チューブで、工業用ドライヤーなどの熱風で収縮しますので、多種多彩な材料の保護が簡単に行えます。
ニシチューブの特長は、可とう性、弾力性を有し、耐寒性、耐トラッキング性、耐水性、防水・防食性、電気特性等が優れている上に、作業が非常に容易です。
ニシチューブの用途は、その特長を生かして、電線・ケーブル配線の接続部や端末保護、機械設備関係では、自動車部品のカバーやローラーカバー、下水道管の継手部カバー、工具およびレジャー用としては、グリップの滑り止めなど、多分野に拡がっています。
特長
- 全ての品種はRoHS指令※(1)に適合しています。
- 可とう性・弾力性を有しますので、可動部への被覆が可能です。
- チューブサイズは、収縮前内径4φ〜270φの範囲で用意できます。
- 収縮後最大厚さ7mmのチューブが製造可能です。サイズにつきましてはご相談下さい。
- 耐候性に優れ、屋外使用においても30年以上の寿命を有します。
- 耐寒耐熱性に優れ、−50℃〜80℃での連続使用が可能です。
- 耐薬品性に優れ、特に耐酸・耐アルカリ性に優れます。
- 電気絶縁用途品では絶縁抵抗、破壊電圧、耐トラッキング性などの電気的特性に優れます。
- 内面接着剤付きチューブでは、防水・防食性を有します。
- ジッパー付きチューブの製造が出来、後付けが可能です。
- 保存安定性に優れます。
- 金属に接触しても金属を腐食させません。
- 溝付き、特殊サイズ、特殊色等につきましては、ご相談下さい。
※(1)
RoHS(ローズ)は、電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令です。
2003年2月に公布、2006年7月に施工されました。
RoHS指令に基づき、2006年7月1日以降は、EU加盟国内において、特定有害物質の含まれた電子・電気機器を上市することは出来なくなりました。