熱収縮チューブ
レイケムチューブ(サーモフィット熱収縮チューブ)とは
レイケムチューブは、メーカーが代わり、現在はサーモフィット熱収縮チューブと呼ばれています。
サーモフィット熱収縮チューブとは、ポリオレフィン、フッ素系ポリマー、エラストマー材料に放射線架橋することで熱収縮特性を持たせたチューブのことです。
チューブを取り付けた後に加熱すると、被せられたの材料の形に合わせてどのような形にも収縮します。レイケムチューブを被せることにより、絶縁、機械的保護、補強、美観などが向上します。
レイケムチューブ(サーモフィット熱収縮チューブ)の種類
一層熱収縮チューブ
レイケムチューブには、一層と二層の2種類があります。さらに一層熱収縮チューブは厚さ別に3種類に分かれます。
- 薄肉タイプ
- 中肉厚タイプ
- 肉厚タイプ
二層熱収縮チューブ
二層熱収縮チューブは、内側の層に接着剤や包埋剤を使い、加熱中に溶けて流れ出ることで、耐環境性能を向上させることができます。包埋剤は、水がかかるなど、腐食する環境からコネクタや部品を保護します。
接着剤はプラスチック、金属、ゴム、それ以外の基板に対する防水性があります。
レイケムチューブ(サーモフィット熱収縮チューブ)の用途
- 線や部品の耐熱保護や絶縁保護、機械的保護
- 電線の結束
- 電線端末や電線接続部の防水処理
- 金属配管の防錆
- 電線や部品の耐油、耐薬品保護
- 電線や部品の識別や装飾
- コンデンサや電池の被覆材