KIV・IV電線の許容電流について

KIV・IV電線の概要

IV電線は(ビニル絶縁電線/Indoor PVC )の略称で、600V以下の屋内配線・盤内配線として一般に広く使用されているビニル絶縁電線です。

KIV電線(電気機器用ビニル絶縁電線)は耐油性、耐水性、耐熱性、可とう性、加工性、また着色性等に優れており、環境に配慮した、絶縁体に鉛を含まない塩化ビニルコンパウンド(非鉛)を使用した電線です。IV電線との主な違いは、素線構成です。

KIV電線の方が、より細い素線を数多く撚ってあるため、柔らかく可とう性があり扱いやすいです。KIVの(K)は可とう性の意味です。JIS規格(JIS C 3316)の為、各メーカーによる性能の違いがほぼありません。

例)KIV 1.25SQの素線構成 50/0.18(0.18mmの素線を50本撚っている)
IV 1.25SQ の素線構成 7/0.45(0.45mmの素線を7本撚っている)

KIV・IV電線の用途

IV電線は接地用の電線や、一般電気工作物・電気機器用配線・建築物内配線・制御盤内配線・スイッチ・コンセント類の渡り線として使用されます。
KIV電線は600V以下の電気機器の配線及び制御盤の配線に使用されます。

KIV・IVの許容電流

KIV・IV

KIV・IV電線の許容電流周囲温度30℃
サイズ A(アンペア)
1.25 SQ 19
2 SQ 27
3.5 SQ 37
5.5 SQ 49
8 SQ 61
14 SQ 88
22 SQ 115
38 SQ 162
60 SQ 217
100 SQ 298
150 SQ 395
200 SQ 469
250 SQ 556
325 SQ 650
400 SQ 745
500 SQ 842

こんなページが見られています

お探しの情報や、商品は
見つかりましたか?

見つからない場合や、ご不明点がある場合には、お気軽にご連絡ください。
用途に合わせたケーブル選定も可能ですので、お問い合わせください。お客さま個々のニーズに合わせた商品のご提案を行っています。

橋本興産では、オンラインでの商品販売も行っておりますので、併せてご活用ください。

サイト内検索はこちら