2PNCT
捻回方式用2PNCT
メーカー別型番比較表
2PNCTは、同じ布設方式でもメーカーにより型番が異なる場合があります。
メーカーを指定したい方は、各メーカーの型番をご確認ください。メーカーの指定がない方は、ご希望の布設方式を明記して、
芯数、サイズ(SQ)、電圧、数量(m)、用途をご記入の上、お問い合わせください。
用途・使用方法
用途・使用例
旋回クレーン用などに適しています。
使用方法
- 曲げ半径はケーブル外径の6倍以上としてください。(低圧ケーブル)
- ケーブルは極力長くとり、単位長さあたりの捻回角ができるだけ小さくなるように布設してください。
- 多本吊りの時は相互の干渉に注意してください。また途中で束ねてインシュロックなどで固定しないでください。
- ケーブル固定部に捻回のストレスが集中しないように直線部分を長くとるか固定部にRをとって布設してください。
- ケーブルが捻回すると、ケーブルの長さが変動します。十分な弛みを確保ください。
- 捻回条件が厳しい場合はご相談ください。
捻回方式用2PNCTの各メーカーの違い
捻回方式用として使える2PNCTを生産しているメーカーは、プロテリアル(旧日立)、古河電工産業電線、フジクラ、住友電工産業電線、三ツ星、泰昌電線の6社です。プロテリアル(旧日立)では「 TOR-2PNCT 」、古河電工産業電線では「2TC-RT-H」、フジクラでは「2PNCT-T」、住友電工産業電線では「F-2PNCT」「耐捻回F-2PNCT」、三ツ星では「 BTR−2PNCT」、泰昌電線では「 2PNCT-TR 」が使用できます。プロテリアル(旧日立)「TOR-2PNCT 」の「 TOR 」は捻回方式用という意味です。 フジクラ「2PNCT-T」の「T」は、耐捻性という意味で、コイルカーテン方式やその他の旋回方式にも使用できます。三ツ星「 BTR−2PNCT」は耐捻回性がある2PNCT です。