2PNCT
バスケット落込方式用2PNCT
メーカー別型番比較表
2PNCTは、同じ布設方式でもメーカーにより型番が異なる場合があります。
メーカーを指定したい方は、各メーカーの型番をご確認ください。メーカーの指定がない方は、ご希望の布設方式を明記して、芯数、サイズ(SQ)、電圧、数量(m)、用途をご記入の上、お問い合わせください。
プロテリアル | 古河電工産業電線 | フジクラ | 冨士電線 | 住友電工産業 | 三ツ星 | 泰昌電線 | |
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2種 | SPD(Y)-2PNCT (揚程30m未満 巻上速度100m/分未満) |
─ | ─ | 2PNCT-T | 耐捻回 F-2PNCT |
BTP−2PNCT (耐捻回性) |
2PNCT-TR (低しごき力用) |
SPD-FHNCT (揚程30m以上 巻上速度100m/分以上) |
─ | ─ | ─ | ─ | BTR−2PNCT (耐捻回性) |
2PNCT-TR-U (高しごき力用) |
用途・使用方法
用途・使用例
コンテナクレーンのスプラッダー用に適しています。
使用方法
- ケーブルがコイルしている状態から、引き上げるとケーブルに捻れが加わります。引揚げた際、ケーブルの線心のよりが閉まる方向に布設ください。(右よりのケーブルは右巻きに収納ください。)
- ケーブルのコイル径は極力大きくとってください。(ケーブル外径の20倍以上としてください。)
- バスケットの形状、揚程、速さなどによってケーブル選定が異なります。ご相談ください。
- バスケット内には、高いコーンなど、ケーブルのコイリングの妨げとなるようなものを設けないでください。コイルの方向が反転しケーブルトラブルを起こす原因となります。
- ケーブルは使用時に、ケーブルのよりが下に溜まるため、初期に収納した時よりも、バスケットが下の方では小さなループ径になり、上の方では大きなループ径に変化してコイルします。ケーブル布設の際はこの変化分を考慮しご使用ください。
バスケット落し込み方式・スプレッダー方式用2PNCTの各メーカーの違い
バスケット落し込み方式・スプレッダー方式用として使える2PNCTを生産しているメーカーは、プロテリアル(旧日立)、古河電工産業電線、フジクラ、冨士電線、住友電工産業電線、三ツ星、泰昌電線の7社です。プロテリアル(旧日立)では「 SPD(Y)-2PNCT 」「SPD-FHNCT」、古河電工産業電線では「2TC-RT-B」「2TC-RT-T」、フジクラ「2PNCT-T-U」、冨士電線では「 2PNCT-T 」「耐捻回用2PNCT」、住友電工産業電線では「耐捻回性F-2PNCT 」、三ツ星では「BTR−2PNCT 」、泰昌電線では「 2PNCT-TR」「2PNCT-TR-U」が使用できます。プロテリアル(旧日立)「SPD(Y)-2PNCT 」の「SPD(Y)」はスプレッダー方式用という意味です。三ツ星「BTP−2PNCT」と「BTR−2PNCT 」はどちらも耐捻性用2PNCTです。泰昌電線「 2PNCT-TR」は低しごき用、「2PNCT-TR-U」は高しごき用となります。