ケーブル種別ごとの選び方についてのQ&A

Q

アルミケーブルは銅ケーブルと何が違う?

A

アルミケーブルは、導体にアルミを使用したケーブルで、銅ケーブルと比べて軽量であることが大きな特徴です。
アルミは銅より導電率が低いため、同じ電流容量を確保するには銅ケーブルより大きなサイズ(太いsq)を選定する必要があります。
一方で、ケーブル重量を大きく低減できるため、長距離配線や大容量ケーブルの施工では、運搬・敷設作業の負担軽減につながります。

また、銅と比較して材料コストを抑えられることから、コスト面を重視する設備でも採用されています。
近年では、太陽光発電設備など屋外の電力設備において銅ケーブルの盗難被害が発生していることから、銅より資産価値が低いアルミケーブルを盗難対策の一つとして採用するケースもあります。

ただし、アルミケーブルは、上記説明の通り、銅ケーブルと同じサイズで置き換えられるものではなく、許容電流・電圧降下・使用環境を考慮した選定が必要です。
また、アルミは銅とは特性が異なるため、端子や接続材についてもアルミ導体に適した製品を選定する必要があります。
端末処理や接続方法によって性能に影響するため、施工時にはアルミケーブルの取り扱いに関する知識や適切な施工技術が求められます。

アルミケーブルは、銅ケーブルの単純な代替ではございませんので、ケーブル選定だけでなく接続部材・施工方法まで含めて検討することが重要です。

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