キャブタイヤケーブルの比較

キャブタイヤケーブル比較表(布設方式:キャタピラ方式)

キャブタイヤケーブルのメーカー別比較

同じ用途や仕様でもメーカーによって型番が違う商品もあります。ご注文の前に、以下の表から型番をご確認ください。

キャタピラ方式のキャブタイヤケーブルメーカー比較表

  プロテリアル 古河電工産業電線 フジクラ 冨士電線 住友電工産業 三ツ星 泰昌電線
2種 CUR-2PNCT
(25芯以上はCAR-2PNCT推奨)
2TC-RB 2PNCT-B 2PNCT-B F-2PNCT
補強形
BF-2PNCT 2PNCT-BT
2TC-FB BT-2PNCT 耐屈曲
2PNCT
BR−2PNCT
(耐屈曲性)
3種 CUR-3PNCT 3TC-RB 3PNCT-B 3PNCT-B BF-3PNCT 要問合せ
3TC-FB BT-3PNCT 耐屈曲
3PNCT
BR−3PNCT
(耐屈曲性)
2種
シールド付
CAR-2PNCT-SB
3種
シールド付
CAR-3PNCT-SB

キャブタイヤケーブルの用途・使用方法

キャタピラ方式

使用方法

  1. ケーブルの許容曲げ半径(R)は次のとおりとしてください。ただし、個別の仕様書に指定がある場合には、その値を優先してください。
    種類 低圧ケーブル 高圧ケーブル 備考
    丸型ケーブル R≧6d R≧8d d:ケーブル外径
  2. キャタピラは、キャタピラの中心とケーブルの中心が一致するようにサポートする方式のものを推奨します。この場合サポート(クリート)の穴径は、ケーブルがルーズに動くよう大きくし、クリアランス(ゆとり)を大きく取り、キャタピラが屈曲した場合でもケーブルに無理な曲げや力が加わらないようにしてください。
    クリアランス(ゆとり)の目安:ケーブル最大外径の10%以上(最小2mm)
  3. サポートの一つの穴には一本のケーブルを通すこと(1条1穴)とし、多条布設はしないでください。

    イメージ画像

  4. ボックス型のガイドを使用するときは、ボックス内でケーブルが上下に重ならないようにしてください。必要に応じて仕切り板でケーブル同士の干渉を防いでください。

    イメージ画像

  5. 給電点、受電点でのケーブル固定は、内部線心が移動しないように確実に固定してください。幅(ケーブルとの接触長さ)100mm以上の半割型クランプで締付る事をお奨めします。ケーブル変形率は、低圧ケーブルで約15%、高圧の場合は約5%を目安としてください。クランプが不完全ですとケーブルのうねり、挫屈の原因となりひいては断線に至ることがあります。
  6. 端末固定部からケーブルが屈曲する部分までの直線距離は、できるだけ長く確保してください。(ケーブル外径20倍以上が目安)

お問い合わせ方法

用途・仕様・予算・納期、サイズ、数量、その他お分かりの情報を添えてお問い合わせください。
電線・ケーブルのプロが、お客様の条件に合った商品をご提案します。メーカーがお決まりの場合は、上の表から型番をご確認いただき、お問い合わせの際に合わせてご記入ください。

お問い合わせ・お見積り

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